[ 社内コラム ] 感性イノベーション講座2019 特別公開講座にて発表

7/12(金)公開講座において、当社は「顧客とユーザーの満足を目指したものづくり」をテーマに代表の重森が20分間発表をしました。

スライド50枚を準備し、会社紹介にて広島・ダナン・常州工場と周辺の名所観光地を解説。
次に会社の創業、会社設立、本社と工場の設置経過を説明。


食中毒事件を契機に「食の安全」をテーマに食品工場の安全規準が高まり、HACCPにて制服見直、従来の三角巾やキャップから頭を覆う衛生帽子が登場。
衛生帽子を発売すると直ぐコピー商品と競争になり特許・意匠・商標を出願して対抗しました。

平成24年(2012)広島県労働局感性人材ネットワーク構築支援事業のご支援にて、帽子内部の温度湿度測定を恒温室で行い、快適性温熱感と主観評価を調査集計し、商品開発に生かしました。

①神社獅子舞の舞手衣装
厚地生地が熱く重い課題を衛生帽用の高通気素材に置き換え解決。

②神社の烏帽子(えぼし)
和紙を膠(にかわ)で固める伝統的な烏帽子は雨で解け劣化する課題を合成繊維織物に置き換え解決。

③反射帽子
再帰反射素材を織り込んだ生地で帽子を作り視認性を高め交通安全や作業現場の安全に貢献。

④ウェアラブル
配線せず通信可能なウェアラブルシステム。布が格子状の電線付きなので、服や帽子に使えば身体中がコンセント、どこにセンサーを付けてもいいという未来の商品。

私達は、伝統的な商品から未来を開く商品まで、皆様のご要望にお応えする幅広い商品展開を目指しています。(以上、発表概要)

企業の研究や企画担当の社会人から高校生まで160名が参加され、熱心に聴き質疑応答されました。